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冬は寒さや乾燥、外出機会の減少などが重なり、産後のお母さんとお子さんの不調が起こりやすい季節です。
「授乳がうまくいかない」

「体がだるい」

「あかちゃんの体調が気になる」

「気分が落ち込む」

「冷えや体調不良が続く」

など、冬ならではの産後トラブルに悩む方や複数の不調を同時に感じる方も少なくありません。
このページでは、冬に起こりやすい産後トラブルを助産師の視点で整理し、それぞれの特徴と助産師とともに考えることができるポイントをまとめて解説します。

小さな不調も我慢せず、安心につなげるための判断材料としてお役立てください。

冬はなぜ産後トラブルが起こりやすいのか

冬特有の環境が産後の体に与える影響

冬は気温の低下や乾燥、日照時間の減少、暖房による室内外の寒暖差など、体にとってストレスの多い季節です。
血流が滞りやすくなり、筋肉がこわばることで痛みや疲労感が強く出やすくなります。
また、空気の乾燥は皮膚や粘膜のトラブルを招き、授乳やお子さんの体調にも影響します。
産後の体はまだ回復途中にあり、こうした環境変化を普段以上に受けやすい状態です。
「私が弱いから」と思わず、季節的な影響が大きいことを知るだけでも、気持ちは少し楽になります。

産後の回復途中に無理がかかりやすい理由

産後は
「もう退院したから大丈夫」
「あかちゃんのお世話を優先しなきゃ」
と、自分の不調を後回しにしがちです。
冬は外出を控えることで人と話す機会も減り、不調や不安を抱え込みやすくなります。
結果として、軽いトラブルが長引いたり、複数重なったりしやすいのが冬の特徴だと思います。

冬に増えやすい授乳・乳房トラブル

冷えと血流低下が乳房に与える影響

冷えによって血流が悪くなると、母乳の流れが滞りやすくなります。
その結果、乳房の張りやしこり、白斑、乳腺炎などのトラブルが起こりやすくなります。
冬は「痛いけど様子を見よう」と我慢してしまう方も多く、気づいたときには悪化しているケースも少なくありません。

我慢しがちな授乳トラブルの注意点

授乳トラブルは早めのケアで改善しやすい一方、放置すると発熱や強い痛みにつながることがあります。
助産師は乳房ケアだけでなく、授乳姿勢や生活習慣、冷え対策まで含めてサポートできます。
「これくらいで相談していいのかな」と感じた段階で声をかけていただくことでトラブルを回避できることもあります。

産後の冷え・体の不調と向き合う

冬に強く出やすい体の痛みやだるさ

産後はホルモンの変化や筋力低下により、冷えを感じやすい状態。
さらに冬は、腰痛・恥骨痛・股関節痛・全身のだるさなどが強く出やすい時期で、冷えによって筋肉や関節がこわばり、育児姿勢の負担が蓄積しやすくなります。
「朝から体が重い」
「疲れが抜けない」
と感じるのも、よくあるサインです。

体調不良を「産後だから」で片づけない

「産後はこんなもの」と不調を我慢していると、回復が遅れたり慢性化することがあります。
助産師は体の使い方や冷え対策、休み方の工夫など、日常に取り入れやすい視点でアドバイスができます。

赤ちゃんの体調変化と冬の環境

鼻づまり・咳・ぐずりが増える理由

冬はお子さんの鼻づまりや咳、ぐずりが増えやすい季節です。
風邪だけでなく、乾燥や室温の影響で鼻や喉の粘膜が刺激を受けていることもあります。
お子さんは自分で不調を伝えられないため、保護者が変化を察知する必要もあり、不安も大きくなりがちです。

室温・湿度と受診判断の考え方

室温や湿度を整えることで楽になるケースも多く、すぐ受診すべきか様子を見てよいか迷う場面も多いのではないかと思います。
助産師は環境調整のポイントや受診の目安を整理する役割を担います。
「病院に行くほど?」と迷う段階で相談できる存在があると安心です。

冬に強まりやすい不安感と相談の目安

気分の落ち込みや孤立感が出やすい背景

冬は日照時間が短く、外出や人との交流が減りやすい季節です。
その影響で、気分の落ち込みや不安感が強まることがあります。
産後のホルモン変化と重なることで、「自分だけがつらいのでは」と感じやすくなります。
そして「これくらい大丈夫かな」と我慢してしまう方ほど、症状が長引きやすいのが産後です。
ちょっとした不安でも、誰かに話すことで解決の糸口が見えることがあります。

ひとりで抱え込まないために

強い症状や急変があれば医療機関が必要ですが、日常の不調や判断に迷う段階では助産師への相談が役立ちます。
体・心・育児環境をまとめて見てもらえるのが助産師の強みです。
冬の産後は、早めに相談先を持つことで不安が軽くなり、回復もスムーズになります。
当助産院では、授乳・体調・気持ちのことまで含めて、冬の産後を安心して過ごすサポートを行っています。
必要なときは、いつでもご相談ください。