新しい生活が始まるときに、お子様がお友だちとの距離感の保ち方でトラブルや悩みを持たれることが増えるかもしれません。
ご家庭内でできる、自分と他者との関わりの基本となる、同意をとる行動について考えてみました。
これも、ご家庭でできる性のなはし。いのちの話・性教育につながっていくと思います。
参考になれば嬉しいです。
新しい生活が始まると気になるのがお友だちとの距離感

卒業シーズン真っただ中のこの頃、新入園や新入学を控え、それぞれの準備をするのに大変な時期だと思います。
新しい園や学校で、子どもが生活になじめるのか。
先生方と楽しくできるのか。
お友だちと仲良くできるのか。
などなど不安な気持ちを抱えておられる保護者の方も多くおられると思います。
家庭内で日々生活する中に、あるひと工夫で少しトラブルを防ぐことができるかもしれません。
新しい園や学校で、子どもが生活になじめるのか。
先生方と楽しくできるのか。
お友だちと仲良くできるのか。
などなど不安な気持ちを抱えておられる保護者の方も多くおられると思います。
家庭内で日々生活する中に、あるひと工夫で少しトラブルを防ぐことができるかもしれません。
お子様が考える自分以外の人との距離感の基準

ご家庭の中では、お子様と保護者や、兄弟姉妹同士との関わりがあり、ご家庭によりお互いの距離感はかなり異なると思います。
ご家族が帰宅した時の迎え方や外出するときの送り出し方。
おむつ交換やトイレトレーニングをする人であったりその時の関わり。
誰と一緒に子どもが入浴して、着替えはどこで誰としているか。
寝るときに誰と眠り、寝入るときの癖がどのようなものか。などなど細かな関わりの中で性に関わることが少しずつ含まれています。
そしてその関わりがどの家庭も同じであることはなく、子どもが家庭外に出た時にふと行動することが、お友だちに驚かれることも少なくないかもしれません。
子どもが家庭を離れ生活する場を持つとき、自分と他人の距離感をどのように持つのか。
子どもは、それぞれの家庭での距離感を見本に生活することになります。
ご家族が帰宅した時の迎え方や外出するときの送り出し方。
おむつ交換やトイレトレーニングをする人であったりその時の関わり。
誰と一緒に子どもが入浴して、着替えはどこで誰としているか。
寝るときに誰と眠り、寝入るときの癖がどのようなものか。などなど細かな関わりの中で性に関わることが少しずつ含まれています。
そしてその関わりがどの家庭も同じであることはなく、子どもが家庭外に出た時にふと行動することが、お友だちに驚かれることも少なくないかもしれません。
子どもが家庭を離れ生活する場を持つとき、自分と他人の距離感をどのように持つのか。
子どもは、それぞれの家庭での距離感を見本に生活することになります。
自分と他者との境界線という意味でつかわれている、パーソナルスペースやバウンダリーという言葉をご存じですか?
これらの言葉が意味することは、自分と他者との様々な意味での境界線を指します。
物理的な距離感で他者に踏み込まれると心地いいと思える以外の感情を持つ距離のことや、
心理的に踏み込まれると心地いいと思える以外の範囲の関わりの境界は、個々人で様々な範囲があり、たとえ同じ人でも、時と場合により同じとは限りません。
保護者にされても嫌と感じないことが兄弟姉妹やお友だちにされると心地よくないことや、同じ家族でも個々で対応や感じ方が異なることもあります。
お母さんに頭をなでておらうと❝嬉しい感情❞を持っても、兄弟姉妹にされると❝なんか違う…少し嫌だな…❞と感じる人もいるかもしれません。
また、逆のこともあるかもしれません。ほかにも、誰であれ頭を撫でられるのは❝いい気分ではない❞人もいるかもしれません。
物理的な距離感で他者に踏み込まれると心地いいと思える以外の感情を持つ距離のことや、
心理的に踏み込まれると心地いいと思える以外の範囲の関わりの境界は、個々人で様々な範囲があり、たとえ同じ人でも、時と場合により同じとは限りません。
保護者にされても嫌と感じないことが兄弟姉妹やお友だちにされると心地よくないことや、同じ家族でも個々で対応や感じ方が異なることもあります。
お母さんに頭をなでておらうと❝嬉しい感情❞を持っても、兄弟姉妹にされると❝なんか違う…少し嫌だな…❞と感じる人もいるかもしれません。
また、逆のこともあるかもしれません。ほかにも、誰であれ頭を撫でられるのは❝いい気分ではない❞人もいるかもしれません。
個々の持つパーソナルスペースやバウンダリーを大切に過ごす

私には心当たりがあるのですが、保護者は育児をする中で例えば、おむつ替えをしたり着替えを手伝うことも日常で、日々の生活の中で時間に追われ半ば作業のようになることも多くあると思います。
しかしそこでも、子どもたちは家族の面前で裸にされることを当たり前と感じると、家庭外でも同じことを友だちや自分より小さい子に同じように行動してしまうことがあります。
普段の生活で当たり前に過ごしているから、それが当たり前になってしまうこともあります。
しかしそこでも、子どもたちは家族の面前で裸にされることを当たり前と感じると、家庭外でも同じことを友だちや自分より小さい子に同じように行動してしまうことがあります。
普段の生活で当たり前に過ごしているから、それが当たり前になってしまうこともあります。
実際の生活の中でどう過ごす?
では、ご家庭の中でどのように過ごすか。
小さな日常の例として、おむつを替えるときに、❝今からきれいにするのを手伝うよ、いいかな?❞や、外遊びをしていてこけてしまい膝をけがしたときに、❝痛かったね。痛かったところ見せてくれる?❞などなど。
日常生活で家族であっても、相手の気持ちを確認しながら過ごす。
正直なところ生活の中で、常に気遣うのは難しいと思います。
そこで、お子様の日々の様子やお友だちとの関わりを見守りながら少し気遣うことができるタイミングで試してみませんか?
小さな日常の例として、おむつを替えるときに、❝今からきれいにするのを手伝うよ、いいかな?❞や、外遊びをしていてこけてしまい膝をけがしたときに、❝痛かったね。痛かったところ見せてくれる?❞などなど。
日常生活で家族であっても、相手の気持ちを確認しながら過ごす。
正直なところ生活の中で、常に気遣うのは難しいと思います。
そこで、お子様の日々の様子やお友だちとの関わりを見守りながら少し気遣うことができるタイミングで試してみませんか?
家族でもお互いに同意をとる行動を大切に

そうすることで、自分の中でどう感じるのかを答えることができるようになり、自分の❝NO❞を感じることができるようになります。
あわせて、感じたことを素直に伝えてもいいことを伝え、もしその答えを受け入れがたい時は、その理由を聞くようにしてみてください。
お子さんが嫌だという理由がわかれば、違う方法を考えたり時間をずらすことができることは、違うタイミングですることもできるかもしれません。
ただ、先に挙げたように、けがの内容を知らなければ大変なことになる可能性がある場合などは、話してくれたことには敬意を持ったうえで、❝嫌だということを教えてくれたことは分かった。ただ、けがの治療が必要かもしれないから見せてもらえる?❞のように、なぜ行動をおこそうとしているのかを再度お子様に説明し、同意を得て行動してみる。
ご家庭で日々、そういった関わりをしているとお子様もそれが日常で、お友だちとの関わりでも相手の同意を得る行動をとろうとし始めると思います。
あわせて、感じたことを素直に伝えてもいいことを伝え、もしその答えを受け入れがたい時は、その理由を聞くようにしてみてください。
お子さんが嫌だという理由がわかれば、違う方法を考えたり時間をずらすことができることは、違うタイミングですることもできるかもしれません。
ただ、先に挙げたように、けがの内容を知らなければ大変なことになる可能性がある場合などは、話してくれたことには敬意を持ったうえで、❝嫌だということを教えてくれたことは分かった。ただ、けがの治療が必要かもしれないから見せてもらえる?❞のように、なぜ行動をおこそうとしているのかを再度お子様に説明し、同意を得て行動してみる。
ご家庭で日々、そういった関わりをしているとお子様もそれが日常で、お友だちとの関わりでも相手の同意を得る行動をとろうとし始めると思います。
自分のパーソナルスペースやバウンダリーを保つ方法

パーソナルスペースやバウンダリーを保つには、❝NO❞を理解し、❝NO❞と他者へ伝える、❝NO❞という反応を受けた時の対応を理解する必要があります。
それについては、また次回にまとめようと思います。
ご家庭でできる、いのちや性の話。ご家庭だからできる、いのちや性の話。
なにかの参考になっていればうれしいです。
それについては、また次回にまとめようと思います。
ご家庭でできる、いのちや性の話。ご家庭だからできる、いのちや性の話。
なにかの参考になっていればうれしいです。
出前授業や講演会の講師に出向かせていただいています。

息子を出産後1年で、がんを患い上の子たちもまだ小学生…
自分のいのちにゴールが見えるかもしれないと感じた時、この子たちに私は何を残していけるだろうと考え、助産師という仕事を選んだ自分が子どもたちに残せること…
いのちや性を肯定的に感じ大切にしてほしい。また、身近に感じていてほしい。
そして欲張るのなら、自らのいのちや自分を支えてくれる家族や友人、関わりを持ってくれる人々を大切に過ごしてほしいと願い、伝えていくことを考え始めました。
幸い、主治医も驚くほどの速さで発見できたことが功を奏し、手術後10年を超え生活することができています。
失ったものはありますが、今自分の子どもたちだけでなく、箕面市にある助産院近隣の学校や育児サロンなどで性教育に関連した授業やお話し会をさせていただけるようになりました。
大阪府箕面市や北摂地域など近隣地域の学校、幼稚園や保育園。子ども会やサロン、学習塾など小さなお子様から生徒さんなどその時期に合わせ、また、主催される方がどのような性教育の話を伝えていきたいかを伺いながらともに“いのちの話”の構成を考えています。
企業に勤務する方々へは、私ががんを経験しているからこそ体感からお伝えする、皆の健康を守る健康企業経営にむけたセミナーや多様な性の受け止めに関するセミナー、ワークライフバランスやライフプランに関わる性のセミナー、企業内での性の暴力や悩みのセミナー、今まさに子育てする・しようとする社員様へのアドバイスなど様々なセミナーに取り組みます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様とお会いし、ともに考え、自らを省みる時間が持てることを楽しみにしています。
箕面市にある訪問型助産院のかりゆし助産院です。
当助産院では、性教育やセミナーだけではなく、箕面市や茨木市、吹田市、豊中市、池田市の子育て中のご家族へは、育児の現場であるご家庭へ出向き子育て相談や授乳相談、沐浴や内風呂などの育児相談にも対応しております。
自分のいのちにゴールが見えるかもしれないと感じた時、この子たちに私は何を残していけるだろうと考え、助産師という仕事を選んだ自分が子どもたちに残せること…
いのちや性を肯定的に感じ大切にしてほしい。また、身近に感じていてほしい。
そして欲張るのなら、自らのいのちや自分を支えてくれる家族や友人、関わりを持ってくれる人々を大切に過ごしてほしいと願い、伝えていくことを考え始めました。
幸い、主治医も驚くほどの速さで発見できたことが功を奏し、手術後10年を超え生活することができています。
失ったものはありますが、今自分の子どもたちだけでなく、箕面市にある助産院近隣の学校や育児サロンなどで性教育に関連した授業やお話し会をさせていただけるようになりました。
大阪府箕面市や北摂地域など近隣地域の学校、幼稚園や保育園。子ども会やサロン、学習塾など小さなお子様から生徒さんなどその時期に合わせ、また、主催される方がどのような性教育の話を伝えていきたいかを伺いながらともに“いのちの話”の構成を考えています。
企業に勤務する方々へは、私ががんを経験しているからこそ体感からお伝えする、皆の健康を守る健康企業経営にむけたセミナーや多様な性の受け止めに関するセミナー、ワークライフバランスやライフプランに関わる性のセミナー、企業内での性の暴力や悩みのセミナー、今まさに子育てする・しようとする社員様へのアドバイスなど様々なセミナーに取り組みます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様とお会いし、ともに考え、自らを省みる時間が持てることを楽しみにしています。
箕面市にある訪問型助産院のかりゆし助産院です。
当助産院では、性教育やセミナーだけではなく、箕面市や茨木市、吹田市、豊中市、池田市の子育て中のご家族へは、育児の現場であるご家庭へ出向き子育て相談や授乳相談、沐浴や内風呂などの育児相談にも対応しております。