LOADING

CONTENTS コンテンツ

産後、腰や関節の痛み、体のだるさを感じていませんか?

「産後だから仕方ない」

「時間がたてば治る」と我慢してしまう方は少なくありません。

特に冬は、冷えや血行不良が重なり、産後の体に不調が出やすい季節です。

この記事では、なぜ冬に産後の冷えや腰痛・関節痛が悪化しやすいのか、その原因を助産師の視点でお伝えします。

つらさを我慢せず、体をいたわるヒントを見つけてください。

冬に増える産後の冷えと体の変化

産後の体は冷えやすい状態

出産後の体は、妊娠中に増えた血液量やホルモンバランスが大きく変化します。
特に女性ホルモンの低下により、自律神経が乱れやすく、体温調節がうまくいかなくなることがあります。
また、出産による体力消耗や睡眠不足も重なり、体を温める力が弱まりがちです。
産後は見た目以上に「冷えやすい状態」であることを、まず知っておいてほしいのです。

冬の環境が冷えを助長する理由

冬は気温が低く、室内外の寒暖差も大きくなります。
あかちゃん中心の生活で自分の防寒が後回しになり、薄着のまま過ごしてしまうことも少なくありません。
さらに、運動量の低下や血行不良が重なり、冷えを感じやすくなります。
こうした冬特有の環境が、産後の体の不調を強める要因になります。

腰痛・恥骨痛・関節痛が起こる原因

ホルモンと骨盤の影響

妊娠・出産に関わるホルモンは、骨盤や関節を緩める作用があります。
産後すぐに元に戻るわけではなく、しばらく不安定な状態が続きます。
そのため、腰や恥骨、股関節などに負担がかかりやすく、痛みとして現れることがあります。
冷えによって筋肉がこわばると、さらに痛みを感じやすくなります。

抱っこ・授乳姿勢による負担

毎日の抱っこや授乳、オムツ替えは、同じ姿勢が続きやすく、腰や肩、関節に負担がかかります。
無意識に体を丸めたり、片側に重心をかけたりすることで、痛みが慢性化することもあります。
産後の体にとって、日常動作そのものが負担になっている場合があるのです。

「産後だから仕方ない」にしないで

我慢が慢性化を招くことも

「みんな同じ」
「そのうち良くなる」
と我慢してしまうと、痛みが慢性化することがあります。
体の不調は、休息やケアが必要というサインです。
無理を続けることで、育児がつらく感じたり、気持ちまで落ち込んでしまうこともあります。

早めにケアする大切さ

産後の体は回復途中だからこそ、適切なケアで楽になることが多い時期です。
冷え対策や姿勢の見直し、体を休める工夫をすることで、不調が軽減するケースも少なくありません。
早めにケアすることは、自分を甘やかすことではなく、必要なセルフケアです。

冬に悪化しやすい理由とセルフケア

冷えと血流低下の関係

冷えると血管が収縮し、筋肉や関節への血流が低下します。
その結果、疲労物質がたまりやすく、痛みやだるさを感じやすくなります。
産後の体にとって、冷えは不調を長引かせる大きな要因です。

今日からできる体を温める工夫

首・お腹・足首を温める、1か月健診で産科の主治医から許可が出たら入浴で体を芯から温める、締め付けの少ない服装を選ぶなど、簡単な工夫で冷え対策は可能です。
また、授乳や抱っこの姿勢を整えるだけでも、体の負担は変わります。
できることから少しずつ取り入れてみてください。

冬の産後を支える助産院のサポートと次回予告

まとめと次回のお知らせ

冬の産後は、冷えによる体の不調が起こりやすく、「我慢していればそのうち良くなる」と思われがちです。
しかし、冷えや血流低下は腰痛や関節痛だけでなく、肌や乳首のトラブルにもつながる要因になります。
次回は、冬の乾燥によって起こりやすい乳首のヒリヒリや傷、あかちゃんの肌荒れについて詳しくお伝えします。
保湿だけでなく、環境を整える視点から、助産師がやさしくお伝えします。

かりゆし助産院ができるケアのご紹介

かりゆし助産院では、ご自宅への訪問で産後の体調や育児の不安に寄り添ったケアを行っています。
冷えや腰痛、体のつらさについても、助産師が一緒に整え方を考えます。
「こんなことで相談していいのかな」と思うことも、どうぞ気軽にご相談ください。