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夫婦二人で家事や生活についての役割当番を話し合う機会をつくったことはありますか?

普段の生活に加えて、24時間の子育てが追加となれば、夫婦2人では割り振りしきれないいろんなことが本当にたくさん…。

そんな時は、サポートしてくれそうな人を探すことも必要になります。

そういったことを妊娠中からご夫婦やご両親などのご家族で相談・計画しておくことで安心して育児を始めることができます。

出産前から準備しておきたいグッズを考え、準備する

 育児はご出産される施設から退院後すぐに始まり、24時間絶え間なく続くため、なかなか休む時間も取れないまま時間が過ぎていく事が多くあります。また、出産施設から帰宅後、実家や自宅で育児を初めてわからないことが多々出てくる中、相談できる人も少ないと不安が重なり気分が沈んでしまうことも。
 そうなる前に、妊娠中から様々な準備ができていれば不安が出てきても早く対処できて安心できるのではないかと思います。

育児グッズ準備のために①

出産後、まず必要なのは育児に必要な育児グッズ。
 1.ご家庭で育児する際に必要なグッスはなにか
ご家庭で育児に必要なもの一覧表を作成し準備するための役割分担をしなければなりません。
必要な育児グッズはご家庭の考えや環境で異なります。
 購入が必要なグッズと知り合いやご家族からいただけたり借りることができるグッズもあるかもしれません。
 また、購入される際に気をつけていただきたいのは、ご家庭で使用するヒトが複数人いる場合使用する方全てにに合っているのか考え、複数同じ目的に使用するものが必要な場合があります。
(利き手が異なる・体格が大きく異なる・体質に合っているか・使用場所が複数あるなどなど様々なグッズによりシュミレーションが必要かもしれません)

育児グッズ準備のために②

 2.揃えるためにどうするか
育児のグッズは、妊娠後期には一通り揃えて、いつでも使用できるように準備しておきたいものです。
(出産予定日は、あくまで予定日でありその日に産まれてくるわけではありません。妊娠37週を超えるといつ赤ちゃんが産まれてきてもおかしくない期間に入ります。それまでに準備を済ませておいてほしいからです)
そのために、いつ何をどこで誰とどのような方法で購入するのかご家庭でよく話し合い、必要なものを少しずつ揃えていただきたいと思います。

育児グッズ準備のために③

 3.使用できる準備は誰がいつするのか
育児グッズを使用するためには、使用説明を読んで使用できるように準備する必要があります。
 初めて使用するものは、ご出産前にまず説明書を読み、シュミレーションを実際にしてみてください。
チャイルドシートなどは、出産施設から帰宅時に使用が始まります。まずベルトの動かし方や止め方など実際に触って試してみてください。
 また、赤ちゃんのお肌に触れるものは1回以上は洗濯をして肌触りや吸水性が良い状態に準備してください。
 他にも赤ちゃんが口にするものは開封し1度は洗浄しいつでも消毒できるようにしておくと退院時すぐに消毒ができ便利だと思います。
 これらを 誰が いつ どこで どのように 何回 行うのか役割分担できているとご出産の入院までに準備ができて安心です。

出産後のご家庭を想像して生活を準備するためには…

育児に必要になるグッズが準備できたら、誰が いつ どのように使用するのかシュミレーションしながら赤ちゃんといる生活を想像し、役割分担してみると出産後の生活がより具体的に想像できるかもしれません。

新しいご家族をお迎えになるご家庭の育児や家事の役割分担を想像し準備するために①

まず、新たにお迎えになるご家族のために必要なことをご家庭で想像してみてください。
 1.ご家庭の中で追加になる育児・家事を想像し書き出してみてください。
・授乳(母乳・ミルクの補足・必要時搾乳をすることもあります)
・お着替え(洋服を汚すことの多い赤ちゃんには1日複数回必要なことが多くあります)
・おむつ交換(おしっこだけでなくうんちの場合も)
・沐浴・内風呂(準備から片付けまでたくさんの手順があり、手順が同時進行になることもあります)
・お子様が起きているときの遊びやあやし
・ご兄弟・姉妹がおられる場合の育児
また、育児と並行し普段の家事が必要に
・食事の準備・片付け
・洗濯 洗濯物干し 取り入れ 洗濯済みのものを片付ける
・掃除 整頓
・買い出し
・ゴミ出し
その他言葉にしきれない様々な家の中でのこと

新しいご家族をお迎えになるご家庭の育児や家事の役割分担を想像し準備するために②

①で書き出したことを担う人の役割分担が必要になります
 2.役割を担う人を計画する
育児と一言で言っても、様々な事があり、それらをお子様の周りにいる大人や兄弟姉妹で行うことになります。また、育児を担う人にも 得意なこと・不得意なこと が出てくると思います。
 得意なことをするのに大きな負担を感じなくても、苦手なことを担うと負担と感じてしまうことも多くあります。それらを考えて役割分担できるとお互いストレスが少なくてすむかもしれません。
また、その役割を分担するとき、今ご家庭にいる人手やその人手の家庭でいる時間に賄うことができるのかも考慮する必要があります。
 誰か1人が大きな役割を背負うととても大変で、心も体も悲鳴を上げることにならないように少しのゆとりを持たせた計画が必要かなと患者様を見ていて日々感じます。
 そのため、育児を担う人が可能な限り複数人いてられる状況を準備しておきたいものです。
 ご夫婦で育児に慣れるまで育児休暇を取得するのも1つの方法かもしれませんし、お互いのご実家に頼る方法もあるかもしれません。
 また、それらが難しい場合は、お住いの地方自治体によって様々な育児サポートが準備されている場合があります。

新しいご家族をお迎えになるご家庭の育児や家事の役割分担を想像し準備するために③

 3.就業先の育児支援や居住の地方自治体で準備されている育児サポートサービスの情報を調べてみてください
就業先によって育児休暇の制度の運用の仕方は異なります。お勤め先やご自身の働き方など確認し、ご家庭でどのように関わるか話し合ってみてください。
また、居住地域によってサービス内容は様々で、そのサポートの得る方法も様々です。
 産後ケアサービスに補助金を負担してくれる自治体でも、行っている産後ケアサービスの内容が異なったり、補助金の額が異なることもしばしばあります。
 地方自治体の中でも地域により育児サポートボランティアの充実した地域とそうでない地域もあり情報は多く持っているに越したことはありません。
様々なサービスの種類もあり、地域の保健サービスを担う担当の方とよくご相談の上、無理のない育児スタイルの準備をしていただきたいと思います。

新しいご家族をお迎えになるご家庭の育児や家事の役割分担を想像し準備するために④

また、忘れてはならないのがご兄弟姉妹がおられるご家庭は、出産前後の突然の入院に備えた身を寄せる場の準備です。
よく、産科で上のお子様の待機場所の準備が間に合わずご出産の立ち会いができないご夫婦やお子様の面倒を見ながらご出産されている方々。出産の入院に時間がかかりギリギリで病院へ到着できる方や出産が病院に間に合わない方も稀に見受けます。
ご出産は計画していても計画通りに行くとは限りません。計画していた日の前日に破水される方や出産の計画をして帰宅した夜に陣痛が始まる方など見かけることがあります。
 出産前から緊急時の預け先を相談しておくこと
 緊急時に預ける方法(産婦さんと上のお子様だけのときに出産が始まることを想定し、ご自身が預け先まで連れて行くなど無理のある計画をしないようにしていただきたいと思います)
また、預け先にお子様を慣れておいてもらうことも大切になります。
お子様が人見知りや場所見知りをしてしまうと、預けられた先の方々もお困りですし、何よりお子様の不安が強くなり心配です。体調を崩してしまうこともあります。
預け先を計画したら、ご家族でその場に滞在する時間を作ったり、おこ様1人でその場に滞在する練習をしておくと安心かもしれません。 

育児はご家庭だけでするには無理があるかもしれません

ご家庭で育児に取り組まれていても不安なことやお困りごとはたくさん出てきて当然だと思います。
新しいご家族を迎え、みなさんが初めてすること・初めて向き合うことだからです。
 そういうときは、地方自治体の相談窓口にご相談していただいたり、私のような地域で活動している助産師などをご利用してください。
 不安などを早く解消し、いつも笑顔で育児など無理だと思いますが、ほんの少しでもご家族でほっとできる時間を持ってもらえるようにお手伝いしたいと活動している助産師がいることを思い出してください。

かりゆし助産院にできること

箕面市で開業しているかりゆし助産院は、箕面市・茨木市・吹田市・豊中市・池田市など近隣の育児をされているご家庭に伺い
・妊娠中の方の準備のお手伝いや出産に向けてのご家族への出産・育児のご説明
・育児の相談やお手伝い
・授乳の相談や乳房のトラブルケア
・出張沐浴や沐浴のご相談や説明
・出張産後ケアも最大3時間まで承ります。

実際に育児の場で普段使用されているグッズを使用し育児されているご家族へご説明させていただきます。

夜間や休日など緊急の場合も可能な限りケアさせていただきます

不安なこと・急な乳房の変化などご家庭で抱えるにはお困りなことが休日や夜間に出てくることもあると思います。
緊急時は可能な限り休日や夜間も早急に対応させていただきます。
みなさんは1人ではありません。
育児をサポートしたい助産師がいます。
1人で抱え込まないで欲しいと思う助産師がいます。
かりゆし助産院へのご連絡は下記へ
お待ちしております。