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「復職したら卒乳しないといけないの?」

そんな不安を抱えるママは少なくありません。ですが、復職=卒乳ではありません。

働きながら母乳育児を続ける方法はあります。

大切なのは、復職前からの準備と、無理のないペースを見つけること。

今回は助産師の視点から、復職と母乳育児を両立するための具体的な方法を、わかりやすくお伝えしたいと思います。

もし「卒乳の方向」で考えられている方は、こちらの記事も参考にしてください。

▶卒乳に向けて計画するママへhttps://midwife-kariyushi2020.com/staff-blog/gentle-guidance-on-how-and-when-to-wean-by-midwife-minono/

復職=卒乳ではない理由

母乳育児は続けられる

復職をきっかけに卒乳を考える方は多いですが、実際には「朝と夜だけ授乳を続ける」「休日はしっかり授乳する」といった形で母乳育児を継続しているママはたくさんいます。
母乳の分泌は急に止まるわけではなく、回数が減っても体は順応していきます。
大切なのは“ゼロか100か”で考えないこと。
働きながら続ける母乳育児は、親子にとって新しいスタイルのスタートでもあります。

ママとあかちゃんに合った形がある

母乳育児の正解はひとつではありません。
完全母乳を目指す必要もありませんし、混合栄養という選択もあります。
あかちゃんの性格や保育園の環境、ママの勤務時間によって最適な形は変わります。
「どう続けたいか」をまず考えることが第一歩。
周囲の声ではなく、親子にとって無理のない形を探すことが、長く穏やかに続けるコツです。

復職前にしておきたい準備

生活リズムを整える

復職前の1か月は準備期間です。
朝の起床時間、授乳時間、寝る時間を少しずつ仕事開始後の生活に近づけていきましょう。
急な環境変化はあかちゃんにとっても負担になります。
段階的にリズムを整えることで、復職後のストレスを軽減できます。
また、保育園の慣らし保育の間に授乳間隔の変化を観察しておくことも大切です。

搾乳の練習と哺乳瓶練習

仕事中に搾乳をする場合は、事前に練習しておきましょう。
搾乳器の使い方や保存方法を確認しておくと安心です。
また、哺乳瓶に慣れていないあかちゃんは練習が必要な場合もあります。
焦らず、気長に少しずつ慣らしていくことがポイントです。
保育園と相談しながら進めるとスムーズです。

仕事中の母乳管理のコツ

搾乳のタイミング

仕事中は胸の張りを感じる前に搾乳するのが理想です。
一般的には3〜4時間おきが目安ですが、個人差があります。
無理に長時間我慢すると乳腺炎のリスクが高まります。
短時間でも搾乳できる環境を整えられると安心です。
事前にスケジュールをイメージしておきましょう。

職場への伝え方

搾乳の時間確保については、復職前に相談しておくとスムーズです。
すべてを詳しく説明する必要はありませんが、「体調管理のために短時間席を外したい」といった伝え方でも十分です。
制度として育児支援が整っている職場も増えています。
一人で抱え込まず、必要なサポートを受けましょう。

帰宅後の授乳を大切に

夜間授乳のメリット

復職後は、朝と夜の授乳が親子の大切な時間になります。
特に夜間授乳は母乳分泌を維持しやすい時間帯でもあります。
あかちゃんにとっても、日中離れていた分の安心を取り戻す時間です。
「夜泣きが増えた」と感じることもありますが、それは甘えたいサインかもしれません。

スキンシップの時間

授乳は栄養だけでなく、心の安定にもつながります。
抱っこや触れ合いを意識的に増やすことで、親子の絆はより深まります。
忙しい毎日の中でも、帰宅後の数分間を大切にするだけで十分です。
短くても“濃い時間”を重ねていけるといいですね。

無理をしない両立の考え方

完璧を目指さない

仕事も育児も完璧にこなそうとすると、心も身体も疲れてしまいます。
母乳の量が減る日があっても大丈夫。
ミルクを足す日があっても問題ありません。
「続けられる形」を選ぶことが何より大切です。
長く続けるためには、ゆるやかな気持ちを大切にしてください。

困ったときは専門家へ

胸の張りやしこり、不安な気持ちが続くときは、早めに相談してください。
助産師は、復職と母乳育児の両立をサポートしたいと考えている専門家です。
一人で悩まず、頼ることも大切な選択です。

北摂エリアで復職と母乳育児に悩んだら

大阪府箕面市のかりゆし助産院では、北摂地域(箕面市・吹田市・茨木市・豊中市・池田市)のご家族へ復職前の母乳相談や搾乳指導、乳房ケアなどを行っています。
「卒乳するべき?」
「続けられる?」
そんな迷いも、丁寧にお話をうかがいながら一緒に考えます。

復職は大きな節目ですが、母乳育児の終わりとは限りません。
ご家族にとって心地よい形を、一緒に見つけていきましょう🌿