前回は、体つきや声など、二次性徴で起こる変化についてお伝えしました。
今回は、もう少し踏み込んで「精通(せいつう)」と「月経(げっけい)」についてお話しします。
この記事も、お子さんご本人にも読んでもらえるように「🧒 小学高学年のみんなへ👧 」のお話と、親御さんに向けた「 👩 保護者の方へ👨」のお話に分けてお届けします。ぜひ、親子で一緒に読んでみてください。
「🧒 小学高学年のみんなへ👧」
精通ってなに?

体の中で起きていること
「精通」というのは、男の子の体で、はじめて精液(せいえき)が出ることをいいます。
寝ている間に起きることも多く、これを「夢精(むせい)」と呼びます。
体が大人に近づいてきた証拠で、多くの男の子が小学校高学年から中学生くらいのあいだに経験します。
寝ている間に起きることも多く、これを「夢精(むせい)」と呼びます。
体が大人に近づいてきた証拠で、多くの男の子が小学校高学年から中学生くらいのあいだに経験します。
びっくりしても、心配しなくて大丈夫
はじめての精通は、びっくりしたり、なんだか恥ずかしいと感じたりするかもしれません。
でも、それはあなたの体がちゃんと成長しているというサインです。
悪いことでも、汚いことでもありません。
下着が汚れていても、そっと洗って、いつも通り過ごして大丈夫です。
心配なことがあれば、家族や話しやすい大人に話してみてください。
でも、それはあなたの体がちゃんと成長しているというサインです。
悪いことでも、汚いことでもありません。
下着が汚れていても、そっと洗って、いつも通り過ごして大丈夫です。
心配なことがあれば、家族や話しやすい大人に話してみてください。
月経ってなに?

体の中で起きていること
「月経」、いわゆる「生理」は、女の子の体の中で、あかちゃんを育てる準備が毎月くり返されることで起こります。
準備のために厚くなった子宮の中の壁が、あかちゃんができなかったときにはがれて、血として体の外に出てきます。これも、体が大人に近づいてきた証拠です。
多くの女の子が、小学校高学年から中学生くらいのあいだに、はじめての月経を迎えます。
準備のために厚くなった子宮の中の壁が、あかちゃんができなかったときにはがれて、血として体の外に出てきます。これも、体が大人に近づいてきた証拠です。
多くの女の子が、小学校高学年から中学生くらいのあいだに、はじめての月経を迎えます。
生理用品との付き合い方
はじめは、ナプキンの使い方や取り替えるタイミングに戸惑うかもしれません。たまに、血液が下着や洋服にもれてよごしてしまうこともあるかもしれません。
でも、慣れれば大丈夫です。
学校の先生や保健室の先生、家族に聞きながら、少しずつ自分に合った付き合い方を見つけていってください。
おなかが痛くなったり、気分が沈んだりすることもありますが、それも自然なことですが、つらいときは、我慢せずに家族や話しやすい大人に伝えてくださいね。
月経中に楽に過ごせる方法を一緒に考えたいと思っている大人はきっとそばにいます。
でも、慣れれば大丈夫です。
学校の先生や保健室の先生、家族に聞きながら、少しずつ自分に合った付き合い方を見つけていってください。
おなかが痛くなったり、気分が沈んだりすることもありますが、それも自然なことですが、つらいときは、我慢せずに家族や話しやすい大人に伝えてくださいね。
月経中に楽に過ごせる方法を一緒に考えたいと思っている大人はきっとそばにいます。
自分と違う体のことだから、知っておこう

お互いの体を知ることの大切さ
男の子は精通のことだけ、女の子は月経のことだけを知っていればいい、というわけではありません。
自分と違う体のことも知っておくと、まわりの友達の変化にも「そういうことなんだ」と理解して、優しく接することができます。
からかったり、恥ずかしがらせたりせず、お互いの体を大切に思う気持ちを持ってほしいと思います。
自分と違う体のことも知っておくと、まわりの友達の変化にも「そういうことなんだ」と理解して、優しく接することができます。
からかったり、恥ずかしがらせたりせず、お互いの体を大切に思う気持ちを持ってほしいと思います。
不安なときは、話していいよ
体のことで、気になることや不安なことがあったら、家族や話しやすい大人の人に話してみてください。
恥ずかしいことじゃないですよ。
もし家族にも聞きにくいことがあったら、助産師のような、体のことをよく知っている大人に聞いてもいいんです。
一人でかかえこまないでくださいね。
恥ずかしいことじゃないですよ。
もし家族にも聞きにくいことがあったら、助産師のような、体のことをよく知っている大人に聞いてもいいんです。
一人でかかえこまないでくださいね。
「👩 保護者の方へ👨」
「自分の体を知る権利」というSRHRの視点

性別を超えて、伝えておきたい理由
SRHR(性と生殖に関する健康と権利)の考え方では、自分の体について正しい情報を得る権利は、性別に関係なくすべての子どもに認められています。
男の子には月経のことも、女の子には精通のことも、簡単にでいいので伝えておくことをおすすめします。
自分と違う性の体を知っておくことは、将来、パートナーや周囲の人を思いやる力にもつながります。
「自分には関係ない」ではなく、「お互いのことを知っておく」という関わり方を、ご家庭でも大切にしていただけたらと思います。
男の子には月経のことも、女の子には精通のことも、簡単にでいいので伝えておくことをおすすめします。
自分と違う性の体を知っておくことは、将来、パートナーや周囲の人を思いやる力にもつながります。
「自分には関係ない」ではなく、「お互いのことを知っておく」という関わり方を、ご家庭でも大切にしていただけたらと思います。
知らないままだと、不安が大きくなりやすい
初めての精通や月経を、何の知識もないまま迎えてしまうと、驚きや戸惑いが大きくなり、誰にも言えずに一人で抱え込んでしまうことがあります。
特に月経は、生理用品の準備や体調管理など、実践的な知識も必要になるため、始まる前にひととおり伝えておくことが望ましいです。
あらかじめ知っておくことで、実際にその時が来ても、落ち着いて対応できるようになります。
特に月経は、生理用品の準備や体調管理など、実践的な知識も必要になるため、始まる前にひととおり伝えておくことが望ましいです。
あらかじめ知っておくことで、実際にその時が来ても、落ち着いて対応できるようになります。
親子で話すためのヒント

話すきっかけの作り方
「そろそろ、こういう体の変化が来るかもしれないよ」と、実際に変化が起こる前に、さらりと伝えておくのがおすすめです。
特に月経については、生理用品を一緒に選んでおく、使い方を実際に見せておくなど、事前の準備をしておくと、いざというときにお子さんが慌てずに済みます。
男の子への精通の話は、お父さんやおじいちゃん、お兄さんや叔父さんなど、身近な男性から伝えてもらうと、話しやすいこともあります。
特に月経については、生理用品を一緒に選んでおく、使い方を実際に見せておくなど、事前の準備をしておくと、いざというときにお子さんが慌てずに済みます。
男の子への精通の話は、お父さんやおじいちゃん、お兄さんや叔父さんなど、身近な男性から伝えてもらうと、話しやすいこともあります。
家族だけでかかえこまなくていい
お子さんから体の変化について聞かれたとき、うまく答えられないこともあると思います。
それは決して恥ずかしいことではありません。
助産師など、体のことを専門的に知っている大人を頼っていただいて大丈夫です。
ご家庭だけでかかえこまず、必要なときは専門家に相談していただければと思います。
それは決して恥ずかしいことではありません。
助産師など、体のことを専門的に知っている大人を頼っていただいて大丈夫です。
ご家庭だけでかかえこまず、必要なときは専門家に相談していただければと思います。
まとめ ― かりゆし助産院からのお知らせ

まとめ
精通も月経も、体が大人に近づいていく自然な変化です。
自分の体のことはもちろん、自分と違う性の体についても知っておくことが、お互いを思いやる力につながります。
そして、その知識を得ることは、すべての子どもに認められた権利でもあります。
夏休みのこの時期に、ぜひご家庭で、少しずつ話す時間を作ってみてください。
自分の体のことはもちろん、自分と違う性の体についても知っておくことが、お互いを思いやる力につながります。
そして、その知識を得ることは、すべての子どもに認められた権利でもあります。
夏休みのこの時期に、ぜひご家庭で、少しずつ話す時間を作ってみてください。
学校だけでなく、子ども会や地域サロンでも

かりゆし助産院では、学校での「生と性」の出前授業だけでなく、子ども会や地域サロンなど、もっと身近な場所でも、みなさんと一緒に体や心の変化について考える活動を行っています。
数組のご家族だけの小さな集まりでも、お声がけいただければ開催いたします。
「うちの子にどう伝えたらいいかわからない」
「お友達家族と一緒に学ぶ機会がほしい」
という方は、どうぞお気軽にご連絡ください。
次回は、妊娠のお話——「あなたが生まれた日」を親子で振り返る回をお届けします。
数組のご家族だけの小さな集まりでも、お声がけいただければ開催いたします。
「うちの子にどう伝えたらいいかわからない」
「お友達家族と一緒に学ぶ機会がほしい」
という方は、どうぞお気軽にご連絡ください。
次回は、妊娠のお話——「あなたが生まれた日」を親子で振り返る回をお届けします。